要旨

本稿は、Late-onset SGA(妊娠32週以降に診断される small-for-gestational-age)における管理戦略について、近年の Tier 1 エビデンスと JSOG 2026 ガイドライン改訂を統合する。RATIO37(Lancet 2024, 6カ国 N=9,492)は、Doppler ベースの待機戦略が複合周産期不良アウトカムを 17% 相対リスク減少(aRR 0.83, 95% CI 0.72–0.96)させたことを示し、Late-onset SGA の管理アルゴリズムに実質的な変更を要請している。

本論の要点

記事本文(数値解析・サブグループ・国内実装の論点)は note 医師向けマガジン/theLetter で配信しています。本ページでは、論点の構造と図表アーカイブのみを公開しています。

図表アーカイブ

Low-risk SGA と High-risk FGR の鑑別フロー
図1. Low-risk SGA と High-risk FGR の鑑別 — Delphi 2016 / ISUOG 基準
GRAFD 試験における主要アウトカム比較
図2. RATIO37 (Lancet 2024) — Doppler 戦略 vs 標準管理の複合周産期アウトカム比較
長期神経発達アウトカムとキャッチアップ
図3. SGA児の長期神経発達アウトカム — 2歳時 Bayley-III スコアとキャッチアップ成長
JSOG 2020 vs 2026 改訂比較
図4. JSOG 産婦人科診療ガイドライン 2020 → 2026 改訂の論点比較

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参考文献

  1. Figueras F, et al. Diagnosis and surveillance of late-onset fetal growth restriction. Lancet. 2024 (RATIO37).
  2. GRAFD Investigators. Nat Med. 2025.
  3. Hong J, et al. Umbilical-cerebral ratio in late-onset SGA. AJOG. 2025.
  4. JAMA Network Open. 2025.
  5. JSOG 産婦人科診療ガイドライン 産科編 2026.